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フエ

<交通>
ベトナム中部の都市で、飛行機だと、ハノイから約1時間、ホーチミンから約1時間30分の距離。
列車利用ならハノイからは約13時間、ホーチミンからだと約20時間。

<見所>
フエは、1802年から1945年までグエン朝の都がおかれていた古都で、日本でいうと、京都や奈良のような観光地です。
ベトナム中部の観光のハイライトであるフエには、古都の面影がいまだに残り、他の都市にはないゆったりした雰囲気につつまれています。
街はフォーン川を挟んで新市街と旧市街に別れていて、それらをチャンティエン橋とフースアン橋が結んでいます。
レストランやホテルが並ぶ新市街(特に川沿いには高級ホテルが並んでいます。)と、市民の生活の中心となっているドンハ市場周辺は、なかなか活気がありますが、王宮を中心とした旧市街は静かな趣を残しています。
フエ市内はほとんど流しのタクシーは走っていないので、近くならシクロ、少し遠くならセーオムが便利ですが、交通量が激しくないフエでは、レンタバイクやレンタサイクルという交通手段もおすすめです。
まず、観光のメインは世界遺産にもなっているグエン朝王宮周辺です。堀と城壁で囲まれたこの立派な王宮は、13代続いたグエン朝の歴代皇帝たちが、住まいとして使っていた場所だそうです。北京の紫禁城を模範して作られたといわれるだけあって、サイズはかなりミニチュアながらも、風格はたっぷりです。正面の王宮門をくぐったあと、門の左右にある階段を上り、王宮全体を見渡すと、そのことがよく分かると思います。ゆっくり王宮内を散策した後は、周辺のフエ宮殿博物館やフラッグタワー(これはまさに見るだけですが。)を見学するのもいいでしょう。
王宮以外の見所でお勧めなのは、まず、王宮前から西へ約4kmのところにあるティエン・ムー寺で、8角形の形をした7層の塔が有名です。
その他、フエ市外周辺には、歴代皇帝が眠る廟が点在していて、それぞれ趣の違った廟を見ながら各皇帝の個性を想像するのはなかなか楽しいです。マルマメ的にはカイディン帝廟の装飾と建築、トゥドゥック帝廟の風景が印象的でした。
また、フエでは見た目にも美しい宮廷料理(バイン・ベオ,バイン・コアイ,バイン・ウォット,コムセン・・・など、まだまだいっぱい。)と、有名なブンボーフエをぜひぜひ食べないと!フエでは、歩いての観光がけっこう多いので、お腹もすぐにペコペコなのです。

<DMZツアー>
ベトナム戦争時、北と南に別れたベトナムは、フエの北西(北緯17度線近く)を走るベンバイ川を境に、幅10km全長60kmの非武装地帯を設けていました。
DMZツアーとは、激戦地でもあったそのあたりの戦争の傷跡を見て回るツアーのことです。(各カフェやミニホテルのツアーで申し込み。約11時間のコースで12USDくらいだったかな。)
1日中ミニバンに乗って移動し、弾痕が残る教会や、ホーチミンルート、山の中に残る塹壕、ケサン基地、ヴィンモックトンネルなどを見て回るのでかなり疲れますが、特にウィンモックトンネルに入った時は、まだそんなに遠い昔ではない出来事に衝撃が走りました。実はマメは歴史にかなりウトイので、マルの長く詳しい説明を聞きながらのツアー(難しいガイドは日本語に限るゼ。。。)だったのですが、ベトナムの歴史の一片を知ることができるいい経験だったなぁと思ってます。時間がかかりすぎるのがたまにきずですが、歴史や戦争に興味がある人はぜひ。


<オススメ度/5点満点>
★★★★
フエでは買い物やナイトライフはあんまり期待できませんが、早起きしてあちこちの遺跡をゆっくり観光するのは本当に気分爽快です。
旧市街の中は緑も多く、自転車でウロウロするにうってつけです。ハノイやホーチミンみたいに空気も汚れてないのも魅力です。喧騒から逃れてのんびりしたい人にはピッタリです。最近どんどん観光客も増えているようです。


<マルマメの”旅のメモ”>
フエで泊まったサイゴンモリンという有名ホテルは、ロケーションといい、フエの雰囲気とマッチしたレトロな建物といい、料金に含まれている中庭での朝食といい、料金に見合った満足できる内容でした。(1泊80USDのダブルの部屋でした。)DMXツアーが早朝すぎて朝食がとれないということを伝えたら、親切にもバインミーやフルーツなどをお弁当にして持たせてくれました。くーっ、心にくいねっ。
あ、そうそう、どこかでも電飾について書きましたが、そういえば、ここにもスゴイのがあったんだった。
あの、旅行者なら必ず通る、旧市街と新市街を結ぶチャンティエン橋がそれです。夜のチャンティエン橋といったら、それはもう、ベトナムお得意の多色使いここにアリって感じで、橋の端から端までレッド、ピンク、パープル、イエロー、オレンジ、グリーン、ブルーで彩られていて、なかなかの見ものです。
ま、昼間とは全く違った風景と雰囲気を味わえるという意味では2度おいしい?ともいえますが、ぶっちゃけた話、あれ、評判いいのかなぁ。。。
ちなみに、王宮のライトアップは正当に(←これポイント。)美しく、夜になると観光客はこぞって王宮に向かいます。もちろん中には入れないのですが、暗闇に浮かび上がる王宮門を眺めるのは正当に(←もういいって?)ロマンチックです。
さて、これはフエについてのエピソードとは言えないのですが、マルマメがDMZツアーに参加した時、妙なデンマーク人と出会いました。
ツアーのミニバンに乗っていたメンバーは、マルマメと、そのデンマーク人の40歳くらいの女性とその女友達、あとはフランス人が4人でした。
マメは今までベトナム以外の海外旅行も含めて、旅行先での欧米人のいろんな意味でのおおらかさにいつも憧れを持っていたのですが、その女性だけは、今までの欧米人のイメージとは大きくかけ離れた、まれに見ぬ繊細な神経の持ち主だったので、ちょっぴり驚かされました。
まず、ツアー出発時、みんながバンに乗り込んでそれぞれ適当な席に座るのですが、みんななんとなく、最初の席が自分の席って感じに決まってしまうことって多いですよね、その女性は最後に車に乗り込んだため、助手席が彼女の席となってしまいました。これが運のつきで、彼女はその席で、恐らく初めて、ベトナム人ドライバーの無謀で荒っぽい運転を目の当たりにしたのでしょう、終日、発狂寸前のご様子でした。
ま、ドライバーの真後ろに座っていたマメからみても、そのドライバーはかなりのツワモノで、街中では、スピード出しまくりながら常に反対車線にはみ出しスキあらば前の車を追い抜かそうとプレッシャーかけ、対向車ともサイドミラーが吹っ飛んでもおかしくないくらいの距離しかあけてないって状態で、田舎道に関しては、急ブレーキ、急ハンドルを切りまくり、牛やら鶏やらにも突入していく勢いで、久々にかなり恐ろしかった(戦争跡地を見て想像する戦争よりも、いつ起きても不思議じゃない交通事故の方が、実はリアルにコワかったりもした。。。)んだけど、そのオバサンの発狂ぶりには参りました。
特におもしろかった(オバサン、同情しなくてごめんなさい。。。)のは、田舎の細い道で、歩いてる鶏やら牛やら農民が道をひき殺しそうになるたびに毎度毎度、目を見開き、両手を広げて、「チッキン!」、「カーウ!!」、「メーン!!!」と叫びまくるところで、まるでアメリカンコメディみたいでした。ぷぷぷ。(そんな呑気な。。。)
さらに、その女性はドライバーが英語の分からないのをいいことに?ドライバーをののしりまくり、後ろにいたツアーガイドに苦情をぶつけまくる始末。車の中はそのオバサンの独壇場になってしまっていました。(今思うと、そのオバサン、目が血走りすぎてたせいか、移動中は一睡もしてなかったなぁ。。。)
ところが、理由はよく分かりませんが、オバサンの奮闘むなしく、英語が分かるはずのそのガイドはなぜか半笑いのまま沈黙を守り、ついにドライバーに注意することはありませんでした。。。そこのツアーはその運転スピードで設定されてたってことなのかなぁ。。。ひぇー。。。
間違いなく寿命が縮まったあのオバサン、様態が悪くなる一方だったあのオバサン、けっこう長くベトナムを旅行するつもりのようなことを言ってたけど、果たしてベトナム旅行を続行かつ満喫することができたのかしら。。。
最後まで読んでくださったみなさん、あいかわらず、「だから何?」って内容のトークでごめんなさーい。
しかしこれをあえてまとめると、ベトナムの交通マナーにはみなさんご用心、ってことと、ベトナムってあんまり神経質な人には向かないかもよ、ってことを伝えたかった・・・という感じでしょうか。。。無神経バンザイ。無神経集まれ。ビバ、ベトナム。。。
(20.9.2002記)

<マルマメ写真展−フエ−>