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今夜の番組チェック

時評[6]

己はどこからきて 何処へ行くのか 

他人の先祖のことは、当事者以外あまり興味がないことは、重々承知している。しかし、話のついでなので、若干触れさせてもらう。

実は、さきの時評で記述した「丹後路を行く」で触れなかったが、私の先祖は400年前、京都に在住し、丹後半島部に「宇川荘十八か村」を領有していたことは、丹後国史にも載っている。それが、秀吉のキリシタン追放令に遭って香川県三豊郡に左遷させられた。

以後、同地の大庄屋として明治を迎えた。直接に関連性はないと思うが、当時、丹後地方を領有していた細川忠興の妻、ガラシャ夫人が味土野に幽閉されたころと、軌を一にする。

私は今回、レンタカーで四国を一周する機会を得た。ついでをもって、前記追放先を訪ねた。山の多い四国の中で、唯一、平地の豊饒の地で、見るからに裕福そうな家並みが続いていた。

話は変わるが、帰宅後すぐに平山郁夫展を見た。展示画の中で特に印象が強かったのは「日本の風景」13点であるが、その中でも4点は偶然にも、直前に私が訪ねたばかりの讃岐路の風景であった。平山画伯の目にも、讃岐地方の風景が際立って素晴らしく映ったのであろうか。

さて、本題のルーツ探索についてであるが、結局、具体的な収穫もなく結論は持ち越しとなった次第である。

「駅逓情報」第25号(2001/12/1)掲載

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